好き嫌いどうしましょ


同じものでも味付けが違うと…

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子どもの好き嫌いは、とっても頭を悩ませますよね。
やはりなんでもバランスよく食べるほうが、成長の過程においてよいと思われますし、給食もできるだけ残さないで食べてほしいので、自宅でも嫌いなものをできるだけ気分よく食べてもらおうと、いろいろ試行錯誤しています。

我が子の場合は、始めて食べるものを基本的に嫌がるという面倒な正確をしているので、最初がすごく苦労します。
食べたことのある素材を使っていても、調理法が違うと黙っていたらまず手をつけません。
例えばオクラだと、湯がいてマヨネーズをつけて食べるのは大好きなのに、おかかポン酢で和えたものはなかなか手を付けませんでした。
冷奴を食べさせるときにおかかもポン酢もつけて出しているので、どちらも食べられないはずはないのに、オクラと和えると食べない。

最初は「少しでもいいから食べてごらん」とやさしく言いますが、まずそれでは食べないので、こちらが箸でとって半ば無理やり食べさせると、「あれ?おいしい」みたいな顔をして引き続き食べるようになる、といった感じです。
それでも味が嫌いなものは食べませんが、初回のものにもう少し気分よく手を付けてくれたら助かるのですが……。

トマトを食べてくれません

食べたことがあっても嫌いなものとしては、「トマト」があります。
プチトマトも大きいトマトもだめで、子どもは割りとプチトマトが好きだという子が多いので、なんでなのかなと思うのですが、トマトの酸味が苦手だと本人は言っています(ポン酢やグレープフルーツの酸味はOK)。

生のトマトは食べないのですが、トマトソースやミネストローネなどは食べるので、トマトの栄養を補給したいときにはこれらに調理して食べさせています。
お弁当に入れると我慢して食べてきてくれるので、生のトマトは週に1回のお弁当デーに食べてもらうことに。

ほかには、セロリは食べれるけれどゴーヤは食べられない、生玉ねぎはOKだけど生の長ネギは食べられないなど、微妙な好き嫌いがあります。
火を通したり、何かしらの調理をしたものであれば食べられるものが多く、嫌いなものとなると生のものが多いかもしれませんね。
でも、酵素もしっかりと摂取してほしいですし、サラダなどは食べないことはないけれど好んではいないので、なんでもおいしく食べてくれるようになってほしいものです。

毎日できるだけいろいろな調理法で料理するようにしていますので、たくさん試すうちに嫌いなものが減っていってくれたらいいなと思っています。

反抗街道まっしぐら


時季外れの反抗期

反抗期は、2歳くらいと小学生くらい、あとは思春期のころにあるものだといわれていましたが、今は反抗期の年齢が下がってきていて、幼稚園くらいのころから自我が芽生え始めてきたころに、反抗期のようなものがあるようです。

赤ちゃんのころは、「魔の2歳児」ということもあり、2歳くらいのころは何かとやりづらい時期でした。
とにかくいやいやが多いんですよね。
けれど、うちの上の子に関しては、あまりひどくなかったようで、育児ノイローゼの一歩手前になってしまうような困ったことはほとんどなかったように思います。

しかし、幼稚園に上がってからかなり生意気になってきたというか(笑)、何かと反抗するようになってきたので、今のほうがイライラしています。
父親にはそこまで反抗をしないのですが、母の私にはかなりひどい。
そして、父親である主人の前ではいい子ぶっているので、さらにイライラが助長されてしまうんです。

一過性のものだと思おうとしますが、私も人間ですのでイライラするときはしてしまいます。
そんな時は自分を落ち着かせるためにも一旦冷静になって好きな音楽を流してみたり、最近始めたパン作りをやってみて何かに集中するようにしています。

あとリビングに飾っている長女がまだお腹の中にいたころのマタニティフォトを読み返したりして、忘れていたあの子は自分の分身だと心から思うようにしています。
これをすると気持ちがスーッと落ち着くので、今になって思えばマタニティフォトを撮ってフォトブックにしておいたのは正解だったなぁと思います。なので、ぜひ反抗期のお子さんがいるお母さんにおすすめしたいイライラ直し方法です。とはいえ、マタニティフォトを撮らないとなので…笑

ちなみに私がマタニティフォトを撮影したのはマタニティフォトの老舗『スタジオネーブル』さん。
アートブックのように素人の私を素敵に撮ってくれて、なおかつフォトブックにもしてくれるのでおすすめですよ。

受け止めてあげること

こうしたことはうちだけなのかと思い、周りのお母さんに相談してみたところ、周りでもやはり目に余る反抗をすることがままある様子。
やはり反抗期だということで、皆さんあまり目くじらを立てないようにしているそうですが、やっぱりどうしても我慢できないときはついげんこつなどをしてしまうこともあるのだとか。
体罰はよくないといわれていますけれど、私もついゴツンとやってしまうことも……。

もともとうちの子は、夕方くらいになると眠くなってくるのかぐずりがすごく激しくなるのですが、それと反抗が合わさるともうどうしようもないくらいに泣きわめくので、こちらが泣きたいくらいです。
夕方だからまだいいのですが、あまりにひどいと近所迷惑にもなりますし、私が虐待をしているように思われてしまうのも困りますので、ほんとうにまいってしまいます。

私はつい感情的になってしまうこともあるのですが、理想は反抗しているときも大きな心で包み込んであげたほうがよいといわれていますね。
子どもの反抗期は成長の証だと思って、感情的にならないで受け止めてあげるようにすると、子どもも少しずつ落ち着いてくるのだそうです。
なかなか難しいですけどね。

できればいつでも温かい眼差しを向けてあげたいし、私も毎日目くじらを立てて怒っているのも疲れてしまいますので、できるだけ大きな心で受け止めてあげるようにしたいと思います。

片付けのしつけ


散らかし放題

子どもで、何も教えなくても出したものを自然にきちんと片付けることができる子というのはなかなかいないですよね。
うちの幼稚園生の娘も、やっぱり片付けはどうしてもできないタイプ。
一日に何度も同じことを注意しているような気がします。

自宅では、ちょっと塗り絵をしたいと思って子ども部屋から塗り絵を持ってきて、リビングのテーブルでやるとしたら、夕飯のころには各色の色鉛筆がすべてテーブルに撒き散らかされているし、塗り絵も1冊ではなく何冊も広げてあったりして、テーブルが埋まってしまうくらいになっています。

「夕ごはんだから片付けて!」といっても、1回では絶対にやらないので、1度声をかけてしばらくして見てみても、何ひとつ変わっていない状態。
当の本人はテレビを見ていたり、子ども部屋でまた違うものを散らかしながら遊んでいたりと、いたってマイペースです。

大きな声で叱りつけてはいけないといろいろな本に書いてありますので、自分もできるだけ怒鳴らないように……と気をつけていますが、3回も4回も声をかけても直っていないときは、やっぱり雷を落としてしまいます(汗)。
そこでやっと動き出すか、疲れていて眠いときは泣き出すかで、スムーズに片付けをしてくれることなんて、10回のうち1回でもあったのかしら?という感じです。

親が子供の見本になる

とはいえ、やっぱり片付けに関しては、都度教えこんでいくしかないのかなと思っています。
あと、何よりも一番大切なのが、「親がしっかりと片付けをする」こと。
「子どもは親の背中を見て育つ」といいますが、本当にそうだと思います。
幼稚園のお子さんでも、しっかりと自分で片付けをしている子の親御さんは、よい意味でとてもきちんとした方です。
たまにご自宅に伺ったりすると、いつもきちんと片付けられていますし、フローリングにもホコリなどありません。
このように、親がいつもきれいに掃除していたり、片付けをしたりしていたら、子どもも自然と自分から片付けをすることができるようになるのかな、なんて思います。

それでもやらない場合は、できるだけ叱りつけないように教えること。
最初のうちは側にいて一緒に片付けをしてあげたり、一緒にはやらなくても子どもが片付けをするところを見ていてあげるのがよいようです。
私はつい家事などに移ってしまいがちですが、できるだけ子どもと一緒になんでもやる、ということが、育児の基本スタンスなんじゃないかな。

まだまだ我が家もこれからですが、コツコツと教えていきたいと思います。